腰痛をマッサージでは改善出来ない理由

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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「腰が痛い」「腰が張っている」時、その対応として「マッサージ」を選ぶ方は結構多いのではないでしょうか?

確かに「あーそこそこ♪」「いた気持ち良い~♪」「軽くなった気がする!」と言った感覚は得られると思います。
血行も良くなりますしね。
私はリラクゼーションセラピストでもありますから、その心地良さはとってもよく分かります。

でも、それでは腰痛という問題は解決されません。
また間もなく痛みは戻ってきます。

これも、「確かにそう…」でしょ?

 

何故ならば、マッサージ(いわゆる揉み解し)は腰痛の改善策ではないからです。
マッサージ(揉み解し)は対処療法として位置しますが、「腰痛を治したい。」「腰痛じゃない身体に戻したい。」のであれば、根本的な改善策とは言えないのです。

 

<腰痛の主な原因は、筋肉の拘縮と筋膜の歪み>

筋肉が強張ると(拘縮すると)、その箇所の筋肉の血流は悪くなり結果酸欠を起こし、その状態を脳が「痛み」として受け取ります。


だから、筋肉を元の状態に戻す必要がある訳ですが、まずは筋肉の強張りを緩めて(筋肉内にある筋紡錘のリリース)その酸欠を解消しなくてはなりません。
この時、筋肉にマッサージ(揉み解し)をしても筋肉の性質上強張りは解消されません。筋肉は揉んでも緩みません。(つまり、筋紡錘のリリースは出来ません。)
またこの場合、「腰が痛い」と言っても腰部分が痛みの原因ではなく、身体の(前後等)張力の関係や全身の筋膜のつながりにより、それ以外の筋肉の強張りや骨盤の歪み等が原因だったりするので、腰を一生懸命マッサージして一時的な緩和は見込めても、根本的な腰痛改善はされないのです。

「腰が痛い」は、「腰が原因」ではなく、他の箇所に原因があって結果的に「腰が痛くなった」場合がとても多いです。

 

慢性的な腰痛を改善・解消するためには筋肉(筋紡錘)と筋膜のリリースが必要です。

でも、安心してください(^^)。
saesae のミオンパシー整体は、筋肉を緩める事(筋紡錘のリリース)を得意とするものです。また歪んだ筋膜へのアプローチも加え、あなたの腰痛の原因となっている筋肉の強張り(拘縮)を解除したり筋膜のリリースを行う事が可能です。
酸欠状態だった筋肉の強張りが解除(緩む)されると、血行が促進され不足していた酸素や栄養素が筋肉に充分に行き渡ります。
そうなることにより「痛み」の信号は消え、筋膜を整えることでも可動域が広がります。

 

マッサージも大変気持ちの良いものですが、もしあなたが腰痛で辛い毎日を送られているのであれば、日々腰痛を我慢しているのであれば、マッサージよりも「筋肉を緩める」ことをオススメします!

「腰が楽ちん」という嬉しい感覚を是非ご体感ください。



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整体サロンさえさえ
福岡県福岡市中央区大名2丁目2-41 サンライフ大名405号

福岡市の整体サロン「さえさえ」は、腰痛や膝の痛み、肩や首の痛みに悩む、5,500名様以上を徹底して改善してきました。 慢性腰痛・坐骨神経痛・腰椎すべり症・慢性臀部痛・股関節痛・腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因と診断された、腰や下肢の痛みや痺れ・膝の痛み・変形性膝関節症・慢性下肢痛・オスグッド症・腸脛靱帯炎・肩や首のこり・頭痛・背面痛・猫背・骨盤矯正、他でお悩みの方は是非さえさえまでご連絡ください。

電話:080-4284-0173
Web Site:http://saesae.jp
営業時間:11時-21時(最終受付 19時)/完全予約制
定休日:不定休

膝痛の原因(膝痛でお困りのあなたへ)

こんにちは! saesae 佐伯です。

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さて、今回は膝痛についてお伝えします!

膝痛の症状と原因は様々ありますが、今日、私がここでお伝えするのは、「膝の機能的障害の原因」についてです。
言葉は小難しいですが、とても身近な内容なんです。

 

「膝の機能的障害」ってどんなの?

膝の機能的障害とは、
例えば… 膝が痛くて痛くて歩くのも困難、椅子に座るのもしんどい、階段を上り下りするなんて考えただけでも嫌だ~!みたいな状態で整形外科などを受診したけれど、
「別にレントゲンを見た感じでは特に異常は見られませんね。。損傷や断裂、異物などは見当たりませんし。」という診断をされ、それでも痛みや違和感がいつまでも残って膝がスムーズに動かせない状態であること。

つまり、膝関節の形に異常は見られないが、動き方に痛みや違和感といった症状(異常)がある。 というのが「膝の機能的障害」です。

という事で、膝痛でお困りの方の大半はこの 「膝の機能的障害」 の状態ではないでしょうか??

そして、この 「膝の機能的障害」 の主な原因となるのも筋肉の強張り(拘縮・ロック)です。

今回は下半身の筋肉を例にしますね。

向かって左側の脚が下半身前面の筋肉。

右側の脚が下半身後面の筋肉。

このように、ぱっと見ただけでも多種様々な筋肉で形作られているのがわかります。

そして、saesae に来られる膝痛でお困りの方の多くは、調べてみますと下半身(下肢)の筋肉がロックだらけだったりします…

ですので、この沢山の種類の筋肉の中で、その方の膝痛に関係しているであろう拘縮状態の筋肉をひとつひとつ丁寧に緩めていくと(筋肉のロックを解除していくと…)改善のスピードに個人差はあるものの、膝の痛みが減ってきて動きもどんどんスムーズになっていきます!
機能的障害からの解放ですね☆

※膝痛の改善においては、下肢前側の筋肉が膝痛の原因になっている事もあるし、下肢後側の筋肉が原因になっている事もあるし、両方の場合もありますし、勿論下肢の筋肉だけという訳でもありません。

膝の痛みで超スローにしか動く事が出来なかった方が、施術を受けて次に来られた時に前回とは比べ物にならない速さでサロンの中へ入って来られるのを目の当たりにすると私が天にも昇るような嬉しい気持ちになります♪(笑)

因みに、膝を傷める方は中高年の女性に最も多いのですが、意外と若い方でもおられます。
また、スポーツをされる方も比較的多く、ちょっとしたきっかけで傷めてしまいなかなか治らないというケースもあります。
(スポーツをされている方の 「膝痛」 についてはまた別にお伝えしますね!)

 

また、年配の女性の場合の「膝痛」は 「変形性膝関節症」 によるものが多いのですが、これも若い方と同じくそれだけが痛みの原因ではなかったりすることもあります。
「変形性膝関節症」とは、膝関節の軟骨がすり減ったりもろくなって変形や炎症が起き、痛みを発する疾患のことですが、腰痛の場合で言える 「へルニアがあるからといって必ずしもそれが腰痛の原因ではない。」 のと同じように 「膝関節に変形があるからといって必ずしも膝痛の原因ではない。」 ということもあるからです。←ここ、とても大事なことです。
実際にsaesaeに来られた 「変形性膝関節症」の診断を出された方でも、筋肉へのアプローチで施術の度に膝痛が改善されていっています。

 

膝痛に関して、saesaeの整体で改善できることは、
☆ 膝関節の軟骨に変形を起こす原因となった体の歪みを整え(骨盤等の歪みを整える)、
☆ 歪みを引き起こす原因となる筋肉の強張り(筋肉のロック・コリ)を緩めて一定の場所に負荷がかからないようにすること。(根本的な改善)

機能的障害(形はおかしくないのに、ちゃんと機能が働いてないこと)を解消して、痛みや違和感無く膝関節を動かせるようにすることです。

 

もし、あなたが 「膝痛」=「膝の機能的障害」 でお困りでしたら、それは筋肉の拘縮(ロック)によるものかも知れません。
saesaeのミオンパシー整体で、膝の痛みや違和感から解放された気分の良い毎日を目指しませんか?

 

( 「半月板の損傷・靱帯の損傷」など怪我によるものや、「骨や軟骨にできる腫瘍、炎症を引き起こす細菌によるウィルス性疾患」 などの膝の痛みを発生させる病気・器質的障害については完全にお医者様の領域ですので、ここで触れるものではありません。)



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「骨盤が歪む」 という言葉の意味

こんにちは!saesae 佐伯です。

 

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「骨盤の歪みが。。。」
「あー、骨盤が歪んでいますね。」
「骨盤の歪みを矯正します。」
などの表現を一度は聞いたり、実際言われたりされた事がある方は多いのではないでしょうか?

実際、私も整体の施術の際に「骨盤の歪み」をお伝えする事がよくあります。

今日はこの表現の指す意味についてお伝えしようと思います。

                    icon49 骨盤♪

 

以前、このような内容の記事をSNS内で拡散されているのを見かけました。
お医者様のご意見のようでした。
「代替療法の施術家がよく使う ”骨盤の歪み”。そんなのはあり得ない。骨盤がゴムのようにぐにゃりと捻じれることがあるだろうか?骨は硬いものなのに。それは絶対にない。だから、「骨盤が歪む」なんてあり得ない。云々…」 以下は悲しくなるので略…

私にとってそれはとても切ない記事でした。
でも、だからこそ、私が整体師としてどのような意味を持って「骨盤が歪んでいる」 という表現を使うのかをしっかりとお伝えしなければならないと思いました。

 

先ず、骨盤が勝手に歪む事はありません。
交通事故や転落事故など、瞬間に強い衝撃を受けた時はその衝撃によりその位置バランスを崩す(歪んでしまう)事はあり得ます。
ですが、日常の生活においてそのような強い衝撃がないのになぜ「骨盤が歪む」事があると言えるのでしょうか?

それは、
骨を動かしているのが「筋肉」だからです。
骨盤に限らず、体の全ての骨を動かしているのは「筋肉」です。
筋肉が伸び縮みする事によって、骨は初めて動く事が出来るのです。
よって、その骨が歪むような状態になっているいう事は、つまり付着しているその部分の筋肉が強く拘縮した事により骨が本来の場所に戻れずその位置バランスを崩してしまった。

という事を指すのです。

(関節における可動の制御は靭帯が関係します。)

 

例として、ここで母趾(親指の骨)を動かしてみましょう。
本当は動画をくっ付けたかったのですが、出来ませんでした。。。
動画をご覧になりたい方は是非saesaeへ♪

 

親指を内側に曲げる(屈曲)の働きをするのは「長母趾屈筋」と「短母趾屈筋」という筋肉です。
写真の黄色い枠で囲っている筋肉が「短母趾屈筋」です。
手首付近に見えて親指の先端に付着しているのが「長母趾屈筋」です。


   icon49①長・短母趾屈筋が伸びている状態(ノーマルな状態。親指は開いています。)


icon49②長・短母趾屈筋が少し縮んだ状態(親指が内側に寄って来ています。)


icon49③長・短母趾屈筋がかなり縮んだ状態(親指が屈曲しています。実際はもっと屈曲します。)この様に、骨は筋肉の働きによって内側に曲がりました。

でも、もしこの「長母趾屈筋」と「短母趾屈筋」が拘縮を起こし縮んだままの状態になってしまったとしたらどうなるでしょう?
親指は③のように内側に曲がったままマネキン人形の手の形みたいになってしまいますね。

因みに骨盤でこのような動き(可動の変化)をお見せしたかったのですが、丁度良い素材が見つからず…icon10
でも、理屈は同じです。

 

腸骨筋や梨状筋、大臀筋など骨盤を取り巻く筋肉(股関節を動かす筋肉)が拘縮を起こし縮んだままの状態になった時、その筋肉が付着している骨は縮んでいる方へ引っ張られ、元の位置に戻り辛くなってしまいます。

特に骨盤は仙骨と尾骨を挟み両側に寛骨(腸骨・座骨・恥骨)が対象にある為、左右の筋肉の状態が違ってくると同時に骨盤の左右の位置バランスが崩れてきます。
この左右差は見ても分かりやすいです。
この状態こそが「骨盤の歪んだ状態」と言うのです。

(また、このブログにもよく登場する大腰筋も拘縮を起こすと骨盤を後傾させてしまうので非常に関係性は深いです。)

 

私がsaesae でこの表現を使う時はあくまでも骨についてではなく、筋肉や筋膜の拘縮(ロック)の影響によるものとお伝えしています。

ですから、筋肉・筋膜の拘縮(ロック)を解除する事により骨盤の歪みを元に戻す(矯正する)事も可能なのです。

 

「骨盤が歪む」の意味。。。
もし、よかったら頭の片隅にでも置いていただけたら嬉しいです。

また、あなたが今後、整体・カイロプラクティック・マッサージ等の施術をどこかでお受けになる際も、もし説明されている内容に対して「それってどういう事かな?」 「意味を知りたいな♪」と思われたら遠慮なく尋ねて下さいね。
施術をお受けになるあなたに、体を良くしたいと行動しているあなたにその意味を少しでも理解していただく事はとても大切な事だと思います。
その「理解」 が 「納得」 に繋がり、施術がより一層改善への早道となるでしょう!



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