ヘルニアは腰痛の「原因」ではありません。

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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慢性的な腰痛で整形外科を受診して、レントゲンを撮ってお医者様に「あなたの腰痛は椎間板ヘルニアが原因と思われます。はい、ここね。この部分飛び出ているでしょ。この部分がね、神経を圧迫して痛みを出しているんですよ。手術を…….」という説明を受け「ヘルニア…手術するかなー。どうしよう。でもこの辛い痛みから解放されるなら…」と手術を検討している(かもしれない)あなた。。。

多分、手術しても変わらないと思います。

なんで???

 

ヘルニアはたとえ飛び出していても、腰痛の原因にはなりえないからです。

えーーーー???

椎間板ヘルニアとは、背骨の椎骨と椎骨の積み重なりの間にある髄核(ゼリー状の組織)がそれらを囲む繊維輪(という丈夫な組織)を突き破って飛び出した状態の事を指します。

勿論、繊維輪を突き破った時はさすがに炎症を生じ痛みを発しますが、それはあくまでも患部の炎症による痛みなので1~2週間程度で治まるはずです。

ですが、それ以降も長く腰が痛み続けるのは、この炎症が原因なのではなく、そうなるに至る根本的な原因があるからです。

ヘルニアは腰痛の「原因」ではなく、腰痛になるような原因のもとで発生した「結果」です。

 

「飛び出した髄核が、その周辺に走る神経を圧迫して痛みを出している。」という見解は生理学上、ありえないし正しくありません。

そもそも神経は痛み(痒いとか、甘いとか)などの電気信号を脳に伝える電線のようなものですし、神経はとっても圧迫に耐性があり、この飛び出した部分が神経を少少圧迫してもなんともないんです。

神経が多少の圧迫でその都度激しい痛みを発してしまったら、私たちは毎日どこかしらの激痛で生活を送るどころでは無くなってしまうでしょう。

仮に、ものすごーーーーーーーーく圧迫されて(ねじりに近い状態、絞扼(こうやく)状態)起こる現象は、痛みではなく、痺れでもなく、麻痺です。

 

 

では、何が原因でどうすればよいのでしょう?

やはり、主な原因は筋肉にあります。

髄核が飛び出るというのは、反対側から髄核を押し出す程の強い力が働いたからで、その強い力とは反対側にある筋肉の拘縮(強張り)が作用していることなのです。

だから、その拘縮した筋肉を緩めて元の状態に戻してあげれば、「ヘルニアが原因」とされたあなたの慢性的な腰痛も改善へと向かうでしょう。

現に、整形外科でレントゲンを撮り「ヘルニアがあります。」と言われた患者様で、saesae のミオンパシー整体で筋肉を緩める施術を行ったのち、再び検査の為にレントゲンを撮ったら以前あったヘルニアが消えていたそうです。

お医者様も「あれ?消えてますね…」と仰ったそうです。

勿論、目的である痛みの改善も図れました。

 

もし、椎間板ヘルニアが原因で腰痛になったとお悩みでしたら、まずは原因となっている筋肉を緩めてください。

諦めかけていた痛みが軽減したり、痛みそのものがなくなっていく体感を得られるでしょう。

手術をしても結局痛みに変化がなかった方でも、筋肉を緩めることでその慢性的な腰痛を改善出来る可能性は非常に高いです。



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