腹筋運動で腰痛になっちゃう?!

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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ある意味衝撃なタイトルですが、
今回は 「腰痛と腹筋運動の関係性(後半)」 です!

 

【腹筋運動で腰痛になってしまう理由】


一般的な腹筋運動の動作と言えば、icon49こんな感じでしょうか。

でもですね、この上の写真の様な腹筋運動、実は腹筋運動ではなく、ほとんどが<大腰筋+大腿直筋>の運動なのです!

腹筋(おおよそ腹直筋)運動とは、icon50下の写真のようにおへそをのぞき込むところまでです。

黄色い線は腹直筋の場所をイメージ。

良かったらあなたもこの写真のような姿勢をとってお腹を触ってみてください。
この時点でもうしっかりと腹筋が硬くなっているのがわかると思います。

 

そして、先ほどの位置からさらに身体を起こすときに使う筋肉が、大腰筋+大腿直筋です。
黄色いところが場所のイメージ。
こちらicon50の写真は、まさに「腹筋運動のつもりで実は大腰筋と大腿直筋を使って身体を起こしている」ところです。
ええ、私頑張りましたよ。(笑)


こちらも同じようにこの姿勢をとって、太ももの前面を触ってみてください。
カッチカチです。
ですが、大半の方が「腹筋運動」として行っている動作はここまでのものではないでしょうか?

 

あらら、既にもうここで、このような腹筋運動が腰痛の引き金になってしまっているの、するどいあなたには見えてきましたね。。。

筋肉は、鍛えるだけでは 太く 強く(短く)なり、場合によっては硬くなります。
追い込めば追い込むほど、それに拍車が掛かります。
だから、ちゃんとしたケアが必要なんです。

過去記事でお伝えしていました、

こちらもご覧ください♪

 

筋肉が持続的に硬く縮んだ状態を 「拘縮(こうしゅく) と言うのですが、これは筋肉に過剰な負荷が掛かり続け、筋紡錘の(護らねば!)の働きによって筋肉に「縮め!」の信号が送られ、信号を受けた筋肉が持続的に縮むことでしたね。
そして、持続的に縮んた筋肉は 「いつの間にか元に戻る」 という事は無く、やがて「拘縮」状態になってしまう。

と、言う事は…
腰痛(筋性腰痛症)の主な原因は、「大腰筋の拘縮」であるにも関わらず、写真のような腹筋運動で大腰筋に過剰な負荷を掛け続け、拘縮を起こさせると結果どうなってしまうのか、想像に難くないですよね。。。

一般に行われている腹筋運動(簡単に言うと大腰筋運動)をがむしゃらにすればするほど、大腰筋と大腿直筋が硬く(ロックする)なり、そしてそれを緩めることなく放置すると、結果的には腰を傷める原因になります。
だから、「腹筋運動で腰痛になる」と言えるのです!

それと同様に、背筋運動についても、大腰筋や大腿直筋が拘縮した状態で行うと、さらに大腰筋と大腿直筋に無理な負荷をかけることになり、結果としてより強い大腰筋と大腿直筋の拘縮を招くことになります。
つまり、これもまた腰痛の原因になってしまうということです。

             icon49大腰筋icon49大腿直筋の悲鳴が。。

 

腰痛の改善や予防で、「とりあえず腹筋運動、背筋運動頑張ってる!」方にとってはそれがむしろ腰痛の悪化や腰痛への早道になっているとも言えるでしょう。

ですから、腰痛の為に頑張って腹筋・背筋運動をする必要もないですし、「とりあえずこんな感じでしょ?」という要領で正しい知識を持たず腹筋・背筋運動を行えば、そのこと自体が腰痛の原因になるというのもお分かりいただけたと思います。

もし、あなたが今まで腰痛の為に腹筋・背筋運動を行っておられたのであれば、それはもうお止めになった方が良いでしょう。
それよりも、拘縮した大腰筋を緩める方が先です。
saesaeのミオンパシー整体で、腰痛の主な原因である「大腰筋の拘縮」を緩めて痛くない快適な毎日を目指しませんか?



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