筋肉が拘縮する時

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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さて、今回は 筋肉が拘縮する流れについてお伝えします!

前述の 筋肉の中の〝護る”仕組みについて
では、 筋肉の中にある筋紡錘(きんぼうすい) というセンサーが、筋肉が急に引っ張られたりした時に(筋肉や関節組織を損傷から護る為に)脊髄に信号を送り、脊髄から筋肉に対し「縮め!」という信号が出て筋肉を収縮させる。
とお伝えしました。(伸張反射でしたね)

実はこの筋肉の仕組みは、自動車のシートベルトの仕組みととても良く似ています。
車に乗った時、慌ててシートベルトをセットしようとして勢いよく引っ張ってシートベルトがカチッとロックしてしまい、勢いよく引けば引くほど止まって出てこなくなった経験はありませんか?icon10
そこで、落ち着いてシートベルトをゆっくり引っ張るとスル~っと出てきてホッとするみたいな。(笑)

ガチンと止まってしまったシートベルトは無理矢理引っ張っても絶対に伸びませんよね。
それと同じように、急に引っ張られて縮んだ筋肉は、揉んだり・押したり・ストレッチしたり~のような一般的な方法では元に戻ってくれません。

ずっとこんな感じで負荷を感じているんですね…

何故ならば、負荷の強さ・急激さ・持続時間の長さなど、「伸張反射」が起こったときの条件により、筋繊維にずっと負荷がかかり続けていると筋紡錘が感知し続け、揉んだり・押したり・ストレッチしたり~では筋紡錘から送られている信号は解除されないからです。


ずっと筋肉に負荷がかかり続けると、筋肉はこのように縮みっぱなしに…

そうやって持続的に縮んだ筋肉は、ロックされたシートベルトをずーっと引っ張っているようなもので放っておいて自然に緩むこともなく、慢性化してますます緩みにくくなっていきます。

そして、収縮し続けた筋肉はやがて 「拘縮」 という状態になります。

※むち打ちの後遺症でお悩み方、ぎっくり腰の後の慢性腰痛でお困りの方等が多いのも、そういう風に一般的に行われる治療方法では 「拘縮」した筋肉が元に戻らない為、筋肉自体の血行不良や、背骨・骨盤の歪み・関節の可動不全等を引き起こしたまま、それが持続し続けるからです。

 

どうして拘縮した筋肉が痛みのもとになるの?は、また次回!

腰痛の種類の一つ「筋性腰痛症」の原因である大腰筋の拘縮(筋肉のロック) については saesae で行っている 『ミオンパシー整体法』 での改善が可能です。

 



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