大腰筋の拘縮が原因で起きる腰痛について。

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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さて、今日は前回(腰痛の原因その②)のおさらいも含め、
「大腰筋の拘縮が原因で起きる腰痛のメカニズム」 について詳しくお伝えしますね。

 

前回(腰痛の原因その②)では、、、
腰痛の種類にも様々なものがあるが、その中で最も多くの割合を占めるのが 筋肉が関係して起こる痛み ⇒ 「筋性腰痛症」(筋筋膜性腰痛) であること。
そして、その 「筋性腰痛症」 の主な原因が大腰筋の拘縮(強張り)であること。

つまり、多くの方の(原因の分からない)
腰痛の主な原因が大腰筋の拘縮由来なのです!
ということ。
ここまでをお伝えしていました。

 

では、大腰筋が拘縮(ロック)すると、どのようにして 「筋性腰痛症」 になるのか。。。

それは、大腰筋が持続的に縮む(ロックする)と腰の筋肉に負担が掛かるからです。

(saesaeで行っている整体法では、筋肉の拘縮(強張り・持続的収縮)の事を「ロック」と呼んでいます。)

大腰筋は、腰椎と両下肢をつなぐ筋肉で、直立姿勢の時、骨盤を前傾(背骨を前弯)位置に保つ仕事をします。(正しい姿勢の維持)
また、歩く際に脚を引き上げるのに使う大変重要な筋肉です。

両足が地面に付いている状態で左右の大腰筋を収縮させると、上体を前に曲げることができます。

 

ですが、デスクワークなどで背中を丸めたような姿勢で長時間過ごしたり、無理な腹筋運動を繰り返し行ったりすること等により大腰筋がロックしてしまうと背筋を真っ直ぐ伸ばすことが辛くなります。

分かりやすいイメージで言うと、猫背です。。。

また、上体を後ろに反らせにくくなったり、前に曲げた状態から身体を起こすことがしんどくなったりします。
理由は大腰筋が背骨を前から引っ張っているからです。

背骨の前部には体を前に曲げる筋肉(大腰筋など)があるのに対し、後部には身体を後ろに反らせる筋肉(脊柱起立筋・広背筋など)があります。


これらの筋肉のバランスが上手く取れているときは背骨自体にも、前後お互いの筋肉にも何の負担もありませんが背骨を前に曲げる筋肉(大腰筋など)が縮んだままになると張力のバランスが崩れ、後ろに反らせる筋肉(広背筋など)への負担が強くなります。

 

例えば。。。

「掃除機をかけているとだんだん腰が痛くなってくる。」 という経験はありませんか?
それは前にかがんだ上体の重みに加え、大腰筋の引っ張る力が余分に加わるからです。
また、前に屈んだ姿勢から起きあがる時にも(イスから立ち上がる、等)その度に腰(背中側)の筋肉は余分な力を使わなければなりません。

その結果、次第に腰の筋肉に疲労が溜まり、筋性腰痛症(筋筋膜性腰痛)になってしまうのです。

 

もし、あなたが 「腰痛で病院に行ったけど、原因も分からず痛いままで辛い。。」 状態でしたら大腰筋の拘縮(ロック)が原因かも知れません。
腰痛の種類の一つ「筋性腰痛症」の原因である大腰筋拘縮(ロック) については saesae で行っている 『ミオンパシー整体法』 での改善が可能です。

 



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