腰痛の主な原因 その②

こんにちは! saesae 佐伯です。

 

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前回は、腰痛の主な原因は 「筋性腰痛症」 である! とお伝えしました。
では、「筋性腰痛症」 がどういうものかご案内しますね。

 

「筋性腰痛症」 (筋筋膜性腰痛)とは、筋肉が損傷したり、過緊張を起こしたため生じる腰痛症のことです。

例1)筋肉が損傷し、炎症を起こした場合は「ズキン!」とか「ビリッ!」という鋭い痛みを伴います。
例2)筋肉が過緊張を起こしている場合は、 「重い~」 「だるい~」 または鈍い痛みを感じます。

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痛みを感じるところは、腰(背中の下部~仙骨付近)の部分です。
そして、損傷したり過緊張を起こしているのも「腰」です。
そう、だって 「腰」が痛むんですものね。

 

ではここで、一般的によく行われている 腰痛治療法を見てみましょう!
例) 揉む・押す・暖める・冷やす・ 湿布・電気を当てる・痛み止めの注射・針を打つ・ストレッチ・腰痛体操 等々…
このように、 『痛みを発している所(腰の部分)を治療する』方法がほとんどだと思います。

上記の治療法は、次の目的の為に行われます。
face01 痛みを出している腰の部分の炎症を抑える
face01 過緊張を起こしている腰の筋肉を緩める
いわゆる“対症療法” ですね。

 

ところが、これらの治療法では 「筋性腰痛症」(筋筋膜性腰痛)の本当の原因を無くすことはできません。。。

何故ならば、「筋性腰痛症」(筋筋膜性腰痛)の原因は、主に大腰筋の拘縮(持続性収縮)だからです!

「筋性腰痛症」の場合、痛みを発してる所(腰)ではない(腹部深層部の)大腰筋の拘縮を緩めなければその改善は出来ないのです。
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『大腰筋』 は、体幹の深部に位置する腸骨筋や小腰筋などとまとめて「腸腰筋」と呼ばれている筋肉のうちのひとつです。

この「腸腰筋」の中で、長さが最も長く歩行や姿勢の維持に重要な役割を果たしているが 『大腰筋』 です。

大腰筋が持続的に縮むと、拮抗する側の腰の筋肉に負担が掛かります。

背骨の前後には体を前に曲げる筋肉(大腰筋など)と、後ろに反らせる筋肉(脊柱起立筋・広背筋など)があります。

これらのバランスが上手く取れているときは背骨自体にも、前後お互いの筋肉にも何の負担もありませんが、背骨を前に曲げる筋肉(大腰筋など)が縮んだままになると張力のバランスが崩れ、後ろに反らせる筋肉(脊柱起立筋・広背筋など)への負担が強くなります。

Backache concept bending over in pain with hands holding lower back

その結果、『腰痛』が起こるのです。

 

ここで、おさらいをします!
「腰痛の原因」という話を最初に戻すと、、、
腰痛の原因(種類)には様々なものがあって、その中で最も多くの割合を占めるのが「筋性腰痛症」(筋筋膜性腰痛)であるのですが、その「筋性腰痛症」の主な原因が大腰筋の拘縮なのです。 ※「筋性腰痛症」はあくまでも腰痛の種類の一つです。

つまり!

多くの方の(原因の分からない)腰痛の主な原因が大腰筋の拘縮なのです!

「??」ってなっちゃたあなた様、直接ご説明致します。(笑)

また、この大腰筋の拘縮による腰痛のメカニズムについては、次回詳しくご案内しますね!



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整体サロンさえさえ
福岡県福岡市中央区大名2丁目2-41 サンライフ大名405号

福岡市の整体サロン「さえさえ」は、腰痛や膝の痛み、肩や首の痛みに悩む、5,500名様以上を徹底して改善してきました。 慢性腰痛・坐骨神経痛・腰椎すべり症・慢性臀部痛・股関節痛・腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因と診断された、腰や下肢の痛みや痺れ・膝の痛み・変形性膝関節症・慢性下肢痛・オスグッド症・腸脛靱帯炎・肩や首のこり・頭痛・背面痛・猫背・骨盤矯正、他でお悩みの方は是非さえさえまでご連絡ください。

電話:080-4284-0173
Web Site:http://saesae.jp
営業時間:11時-21時(最終受付 19時)/完全予約制
定休日:不定休

腰痛の主な原因 その①

こんにちは! saesae  佐伯です。

 

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突然ですが、、、
あなたは 「結構な腰痛持ち」 さんですか?
または、「時々、腰に痛みや違和感を感じることがあるけど、だましだまし過ごしている状態」 さんですか?

もし、上記のどちらかに該当するのであれば、ここでお知らせする内容は是非お読みいただければと思います。

あなたの生活を脅かす 「腰痛の主な原因」 とは??

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本題に入る前に、一般的に言われている 「腰痛の原因」 には、どういうものがあるのか?
まず先にそちらをご案内しますね。

医学書には、腰痛の原因として……

腰椎椎間板ヘルニア ・ 腰部変形性脊椎症 ・ 脊椎分離症 ・ 脊椎すべり症 ・ 内科系の病気 ・ 腰部脊柱管狭窄症 ・ 骨粗鬆症による圧迫骨折 ・ 筋性腰痛症

などがある、と出ています。
(あくまでも一般的に “原因とされているもの” です。)
それでも、いろいろとありますね。。。

上記の通り、腰痛の原因とされているものは様々ありますが、腰痛患者さんの中で最も比率が高い腰痛の種類、つまり 「腰痛の主な原因」なのが、、、
最後にあった 「筋性腰痛症」です!「筋筋膜性腰痛」 とも言われます。)

 

あなたが腰が痛くて整形外科に行き、レントゲンやCT ・ MRI などを撮ってお医者様に「特に骨には異常ありませんね。 病気も見当たりません。」と言われたら、ほとんど 「筋性腰痛症」 だと思って間違いないでしょう。。。
ただ、お医者様からは「筋性腰痛症」ですね、とはなかなか言われる機会はないと思います。
何故ならば、「筋性腰痛症」 はレントゲンやCT ・ MRIには写らないので確認が出来ないからです。

よく、「腰痛の原因で分かっているのは約15%、あとの85%はその原因が不明とされている。」 と言われるのも、腰椎椎間板ヘルニアや病気の部分は画像に写りますが、「筋性腰痛症」はその状態が画像には写らないので確認が出来ない為で、整形外科でも 「これがあなたの腰痛の原因です。」 と言われる事がないのもこういう理由があるのです。

もしも、あなたの腰痛の原因が 「はっきり分かっていない」 のであれば、「筋性腰痛症」 の可能性が高いと言えるでしょう。

 

勿論、お医者様の治療を要するような他の原因については最適な治療を受けていただきたいですし、ここでは触れません。
ただし、「筋性腰痛症」 については saesae で行っている 『ミオンパシー整体法』 での改善が可能です。

 

では、その「筋性腰痛症」とはどういうものか、またその原因や対応策については次回詳しくご案内致します。

 



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「骨盤が歪む」 という言葉の意味

こんにちは!saesae 佐伯です。

 

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「骨盤の歪みが。。。」
「あー、骨盤が歪んでいますね。」
「骨盤の歪みを矯正します。」
などの表現を一度は聞いたり、実際言われたりされた事がある方は多いのではないでしょうか?

実際、私も整体の施術の際に「骨盤の歪み」をお伝えする事がよくあります。

今日はこの表現の指す意味についてお伝えしようと思います。

                    icon49 骨盤♪

 

以前、このような内容の記事をSNS内で拡散されているのを見かけました。
お医者様のご意見のようでした。
「代替療法の施術家がよく使う ”骨盤の歪み”。そんなのはあり得ない。骨盤がゴムのようにぐにゃりと捻じれることがあるだろうか?骨は硬いものなのに。それは絶対にない。だから、「骨盤が歪む」なんてあり得ない。云々…」 以下は悲しくなるので略…

私にとってそれはとても切ない記事でした。
でも、だからこそ、私が整体師としてどのような意味を持って「骨盤が歪んでいる」 という表現を使うのかをしっかりとお伝えしなければならないと思いました。

 

先ず、骨盤が勝手に歪む事はありません。
交通事故や転落事故など、瞬間に強い衝撃を受けた時はその衝撃によりその位置バランスを崩す(歪んでしまう)事はあり得ます。
ですが、日常の生活においてそのような強い衝撃がないのになぜ「骨盤が歪む」事があると言えるのでしょうか?

それは、
骨を動かしているのが「筋肉」だからです。
骨盤に限らず、体の全ての骨を動かしているのは「筋肉」です。
筋肉が伸び縮みする事によって、骨は初めて動く事が出来るのです。
よって、その骨が歪むような状態になっているいう事は、つまり付着しているその部分の筋肉が強く拘縮した事により骨が本来の場所に戻れずその位置バランスを崩してしまった。

という事を指すのです。

(関節における可動の制御は靭帯が関係します。)

 

例として、ここで母趾(親指の骨)を動かしてみましょう。
本当は動画をくっ付けたかったのですが、出来ませんでした。。。
動画をご覧になりたい方は是非saesaeへ♪

 

親指を内側に曲げる(屈曲)の働きをするのは「長母趾屈筋」と「短母趾屈筋」という筋肉です。
写真の黄色い枠で囲っている筋肉が「短母趾屈筋」です。
手首付近に見えて親指の先端に付着しているのが「長母趾屈筋」です。


   icon49①長・短母趾屈筋が伸びている状態(ノーマルな状態。親指は開いています。)


icon49②長・短母趾屈筋が少し縮んだ状態(親指が内側に寄って来ています。)


icon49③長・短母趾屈筋がかなり縮んだ状態(親指が屈曲しています。実際はもっと屈曲します。)この様に、骨は筋肉の働きによって内側に曲がりました。

でも、もしこの「長母趾屈筋」と「短母趾屈筋」が拘縮を起こし縮んだままの状態になってしまったとしたらどうなるでしょう?
親指は③のように内側に曲がったままマネキン人形の手の形みたいになってしまいますね。

因みに骨盤でこのような動き(可動の変化)をお見せしたかったのですが、丁度良い素材が見つからず…icon10
でも、理屈は同じです。

 

腸骨筋や梨状筋、大臀筋など骨盤を取り巻く筋肉(股関節を動かす筋肉)が拘縮を起こし縮んだままの状態になった時、その筋肉が付着している骨は縮んでいる方へ引っ張られ、元の位置に戻り辛くなってしまいます。

特に骨盤は仙骨と尾骨を挟み両側に寛骨(腸骨・座骨・恥骨)が対象にある為、左右の筋肉の状態が違ってくると同時に骨盤の左右の位置バランスが崩れてきます。
この左右差は見ても分かりやすいです。
この状態こそが「骨盤の歪んだ状態」と言うのです。

(また、このブログにもよく登場する大腰筋も拘縮を起こすと骨盤を後傾させてしまうので非常に関係性は深いです。)

 

私がsaesae でこの表現を使う時はあくまでも骨についてではなく、筋肉や筋膜の拘縮(ロック)の影響によるものとお伝えしています。

ですから、筋肉・筋膜の拘縮(ロック)を解除する事により骨盤の歪みを元に戻す(矯正する)事も可能なのです。

 

「骨盤が歪む」の意味。。。
もし、よかったら頭の片隅にでも置いていただけたら嬉しいです。

また、あなたが今後、整体・カイロプラクティック・マッサージ等の施術をどこかでお受けになる際も、もし説明されている内容に対して「それってどういう事かな?」 「意味を知りたいな♪」と思われたら遠慮なく尋ねて下さいね。
施術をお受けになるあなたに、体を良くしたいと行動しているあなたにその意味を少しでも理解していただく事はとても大切な事だと思います。
その「理解」 が 「納得」 に繋がり、施術がより一層改善への早道となるでしょう!



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